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ストーリー
誰もいなくなった部屋にこそ、住んでいた者の嘘のない生きざまが現れる──。特殊清掃業者〈エンドクリーナー〉には、日々、様々な依頼が押し寄せる。彼らの仕事をとおして、死者が抱えていた様々な事情が浮かび上がる。『護られなかった者たちへ』の著者が贈るヒューマン・ミステリー。
久しぶりに読書しました~。中山七里さんということとタイトルで惹かれました!最近孤独死が増えつつありますからね。中山七里さんといえば私の中ではカエル男です!ちょいとグロイですけどミステリーとして面白かったですね。それはさておき。
特殊清掃人を読んだ感想ですが、リアルな感じで生々しいです。個人的には良かったと思います。特殊清掃人ってこういうことやるんだ~から、こういう状態で発見されるんだ…というのが丁寧に描かれていたし、ちょっとしたミステリーにもなっていてストーリーも面白かったです!
たまにはこういうリアルよりの小説もいいですね。ただ、食事前に読むのはやめた方がいいかもです…なにせ表現が結構生々しいので
でも、他人事ではないのでこれ読むと考えちゃいますね~。これからもっと増えていくだろうし…と考えるとこういうお仕事の需要は今後増えるんだろうなと思います。
ストーリー
博士号を持つ社会学者で人気作家でもあるヴェロニカは、優しい夫、愛くるしい幼い娘との幸せな家庭を築き上げていた。ある日、ニューオーリンズでの講演会に招かれた彼女は、力強いスピーチで拍手喝采を浴びる。しかし、友人たちとのディナーを楽しんだ直後、ヴェロニカの輝きに満ちた日常は突然崩壊し、究極の矛盾をはらんだ悪夢へと反転するのだった…。一方、アメリカ南部のプランテーションで囚われの身となり、過酷な労働を強いられているエデン。ある悲劇をきっかけに、奴隷仲間とともに脱走計画を実行するが―。
監督 ジェラルド・ブッシュ&クリストファー・レンツ
※ネタバレあり!
↓
以前、話題作だったので鑑賞。見ごたえありの映画でした!
ホラー要素はありません。サスペンス系という感じですね。面白かったです(・∀・)
アンテベラムというのは「アメリカ南北戦争直前の時代を意味する用語」だそうです。
このお話、最初は南北戦争というのが出てきていたので過去の南北戦争時代の話→現代なのかなあ~と思っていたら…実は現代→過去という形でストーリーが進行していくんです!途中で携帯が出てきて南北時代なのになんで携帯があるの?と思った瞬間これはもしかして…?と思いました(; ・`д・´)
白人の議員ブレイク(人種差別主義者)が所有する南北戦争再現公園の中での出来事であり、黒人をさらってきて奴隷として扱っていたのです。
主人公ヴェロニカは講演で黒人や女性の権利を主張したことにより人種差別主義者に目をつけられ、さらわれてしまいます。さらわせたのはエリザベス(ブレイクの娘)冒頭でヴェロニカとオンライン通話をしていた女性なのですが…ヴェロニカに対してより憎悪が深かったようです。詳しい理由は分かりませんが。
ヴェロニカはエデンという名前をつけられ、脱出を計画。色々あった末にブレイクを殺し、脱走しますが、ブレイクの娘であるエリザベスが追いかけてきます。エリザベスと戦いエリザベスの首にひもをつけ馬でひきずりながらエリザベスは途中で障害物にぶつかり死亡。そのままヴェロニカは脱出します。携帯から位置情報をヴェロニカの夫に送っていた為、警察が来て終わります。
それにしても、まさかの現代から過去の話になっているとは思いませんでした!
当時の黒人への差別や奴隷制度は黒人を人として扱っていなかったと思います。そういうものを再現させようとしたブレイクやエリザベス、他の白人達。今作は人種差別の闇を感じました。
普通に殺したりレイプしたりするのは当たり前みたいな感じでやってましたしね。
実際に差別は今でもあり、社会問題にもなっています。特にアメリカでの黒人差別や白人至上主義などもいますし。決して過去の出来事だけではないですよね。今起きていることであってこの差別はなくならないのだろうなと思います。
社会問題のテーマが強い映画でしたが、構成も素晴らしく、説教臭くなくて面白かったです!