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映画と本の感想メインと日常のちょっとした出来事ブログ
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ストーリー
『メインテーマは殺人』の刊行まであと3ヵ月。プロモーションとして、探偵ダニエル・ホーソーンとわたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは、初めて開催される文芸フェスに参加するため、チャンネル諸島のオルダニー島を訪れた。どことなく不穏な雰囲気が漂っていたところ、文芸フェスの関係者のひとりが死体で発見される。椅子に手足をテープで固定されていたが、なぜか右手だけは自由なままで……。年末ミステリランキング完全制覇の『メインテーマは殺人』『その裁きは死』に続く、ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ最新刊!

ホーソーンシリーズ第3弾!ということでやっと読み終わりました。前から買っていましたが読める時間があまりなく。
でも、あっという間にひきこまれて読んでしまいましたね~。やっぱり面白いですヾ(≧▽≦)ノ
いつもの王道ミステリーと少しずつ明かされるホーソーン自身のこと。そして、今作は心当たりのある犯人が多くて楽しかったです。
最後にホーソーンに関わる謎が見つかり終わるって…次のホーソーンシリーズが待ち遠しい!もはや犯人よりホーソーン自身の謎を解き明かしていくのが面白いかもしれません(笑)
このシリーズはどんどん面白くなっていくし読み応えもあるから次も期待です✨

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ストーリー
誰もいなくなった部屋にこそ、住んでいた者の嘘のない生きざまが現れる──。特殊清掃業者〈エンドクリーナー〉には、日々、様々な依頼が押し寄せる。彼らの仕事をとおして、死者が抱えていた様々な事情が浮かび上がる。『護られなかった者たちへ』の著者が贈るヒューマン・ミステリー。

久しぶりに読書しました~。中山七里さんということとタイトルで惹かれました!最近孤独死が増えつつありますからね。中山七里さんといえば私の中ではカエル男です!ちょいとグロイですけどミステリーとして面白かったですね。それはさておき。

特殊清掃人を読んだ感想ですが、リアルな感じで生々しいです。個人的には良かったと思います。特殊清掃人ってこういうことやるんだ~から、こういう状態で発見されるんだ…というのが丁寧に描かれていたし、ちょっとしたミステリーにもなっていてストーリーも面白かったです!
たまにはこういうリアルよりの小説もいいですね。ただ、食事前に読むのはやめた方がいいかもです…なにせ表現が結構生々しいので
でも、他人事ではないのでこれ読むと考えちゃいますね~。これからもっと増えていくだろうし…と考えるとこういうお仕事の需要は今後増えるんだろうなと思います。

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ストーリー
「苦しむことなく殺してさしあげます。」
ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デス。
警視庁のNo.1コンビ犬養と高千穂は捜査に乗り出すが、遺族は犯人に感謝し嘘の証言で守る。
ドクター・デスは猟奇殺人犯なのか?救いの神なのか?


監督
深川栄洋

安楽死というのを扱っているのが気になり、ネトフリで配信されていたので早速鑑賞してみました!

感想としてはつまらなかった!です!(-_-;)

原作は読んでいませんが、作者さんは知っています。別な作品は読んだことあるので面白そうだなと思っていましたが…う~ん。全然ヌルかったですね。
安楽死について全く深堀りされてもいないし、捜査もなんかごり押しだし、犯人の動機もただ安楽死したい人がいるから殺すみたいな。

え?これだけ?という感じでした。エンタメだからそんなに深く掘り下げられないのはしょうがないんですが、安楽死を扱っているのに浅い。もっと安楽死の倫理観について語るのかと思いきや特に何もなく、安楽死なんてダメだろう!のよくある一般的理論しか言わない。葛藤もそんなにない。
なんか、もう少し犯人と討論するなりしてほしかったな~という感じでした。その犯人が殺人をおかすのが快楽殺人なのかただ殺してるかという感じなので討論すらできない。
ストーリーもありきたりだし、犯人もすぐにわかっちゃうし、主人公刑事の葛藤も普通すぎてなあ…。

…という感じで凄く地味でつまらない映画でした。原作は面白いのかな~?

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ストーリー
博士号を持つ社会学者で人気作家でもあるヴェロニカは、優しい夫、愛くるしい幼い娘との幸せな家庭を築き上げていた。ある日、ニューオーリンズでの講演会に招かれた彼女は、力強いスピーチで拍手喝采を浴びる。しかし、友人たちとのディナーを楽しんだ直後、ヴェロニカの輝きに満ちた日常は突然崩壊し、究極の矛盾をはらんだ悪夢へと反転するのだった…。一方、アメリカ南部のプランテーションで囚われの身となり、過酷な労働を強いられているエデン。ある悲劇をきっかけに、奴隷仲間とともに脱走計画を実行するが―。

監督 ジェラルド・ブッシュ&クリストファー・レンツ


※ネタバレあり!
















以前、話題作だったので鑑賞。見ごたえありの映画でした!
ホラー要素はありません。サスペンス系という感じですね。面白かったです(・∀・)
アンテベラムというのは「アメリカ南北戦争直前の時代を意味する用語」だそうです。

このお話、最初は南北戦争というのが出てきていたので過去の南北戦争時代の話→現代なのかなあ~と思っていたら…実は現代→過去という形でストーリーが進行していくんです!途中で携帯が出てきて南北時代なのになんで携帯があるの?と思った瞬間これはもしかして…?と思いました(; ・`д・´)

白人の議員ブレイク(人種差別主義者)が所有する南北戦争再現公園の中での出来事であり、黒人をさらってきて奴隷として扱っていたのです。
主人公ヴェロニカは講演で黒人や女性の権利を主張したことにより人種差別主義者に目をつけられ、さらわれてしまいます。さらわせたのはエリザベス(ブレイクの娘)冒頭でヴェロニカとオンライン通話をしていた女性なのですが…ヴェロニカに対してより憎悪が深かったようです。詳しい理由は分かりませんが。

ヴェロニカはエデンという名前をつけられ、脱出を計画。色々あった末にブレイクを殺し、脱走しますが、ブレイクの娘であるエリザベスが追いかけてきます。エリザベスと戦いエリザベスの首にひもをつけ馬でひきずりながらエリザベスは途中で障害物にぶつかり死亡。そのままヴェロニカは脱出します。携帯から位置情報をヴェロニカの夫に送っていた為、警察が来て終わります。

それにしても、まさかの現代から過去の話になっているとは思いませんでした!
当時の黒人への差別や奴隷制度は黒人を人として扱っていなかったと思います。そういうものを再現させようとしたブレイクやエリザベス、他の白人達。今作は人種差別の闇を感じました。
普通に殺したりレイプしたりするのは当たり前みたいな感じでやってましたしね。

実際に差別は今でもあり、社会問題にもなっています。特にアメリカでの黒人差別や白人至上主義などもいますし。決して過去の出来事だけではないですよね。今起きていることであってこの差別はなくならないのだろうなと思います。

社会問題のテーマが強い映画でしたが、構成も素晴らしく、説教臭くなくて面白かったです!

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ストーリー
ジェームズ・ワン監督が原点回帰した、オリジナルのホラースリラー。
凄惨な殺人現場を目撃するという悪夢に苛まれる1人の女性。
彼女は度重なるおぞましい夢に苦しむが、幻覚だと思い込んでいたのは、実は恐るべき現実だった。


監督 ジェームズ・ワン


マリグナント、面白かったです!!久しぶりにホラー系で面白いなと思ったかもしれないです('ω')ノ
ですが、グロイ表現や殺し方がエグイのでグロ耐性がない人にはあまりオススメはできないホラーかなあという感じですね。

ホラーだけどもそれ+ミステリー要素やサスペンスありなので最後のネタ晴らしも良かったです。あの警察署でのシーンは警官虐殺されまくりで可哀そうだったんですけど、凄くアクションしてて見ごたえありでした。どんだけ強いねんっていう。そしてなんだかんだで主人公が勝つという!
謎もほぼ解決されていってるのでもやもやはほとんどありませんでしたね。そこも良かったと思います。

この監督の死霊館シリーズも好きで観続けてますが、だんだん飽きてくるというかやっぱりパターンが決まってきてしまうので今作は新鮮でした!
悪夢の入り方も好きです。周りが溶けていく感じで臨場感がありました。

ちなみに、マリグナントは「命を与える、家族、繁殖」という意味があるそうです。マディソンは血のつながりを大事にしていましたからね。(ガブリエルも血のつながりを求めていた)



※ネタバレあり















主人公のマディソン(実名はエミリー・メイ)養子として迎えられる。養子の前の記憶はない。実母から見捨てられた。
ガブリエルというのはマディソンの寄生性双生児。とても狂暴で、マディソンの脳と身体をのっとりはじめた為、悪性腫瘍として切除されてしまいます。
ですが、マディソンとガブリエルの脳はつながっていた為、すべてを取り除くのは不可能でガブリエルの脳だけはマディソンの脳の中におさめることに。

引き取られた別の両親の元でマディソンは愛情を注がれ、ガブリエルの存在を忘れ奥底へと押し込めていたのですが、結婚したマディソンの夫デレクに暴力を振るわれ頭を強打した為、ガブリエルが覚醒してしまいます。
ちなみに、ガブリエルはマディソンの後頭部にいて化け物みたいな顔をしています。後頭部が開いて顔が出てきます。そして、マディソンの身体をのっとって後ろ向きのまま戦ったり、殺人を犯したりします(;^ω^)
 
ガブリエルの目的は自分を切除した医師と母親への復讐でした。マディソンが見る夢もガブリエルがマディソンの脳と身体をのっとり見せていたもの。
 だけど、ラストでマディソンの赤ちゃんが流産していたのはガブリエルのせいだと知ったマディソンは激怒で逆にガブリエルを自分の脳内に閉じ込めます。
そして、妹と実の母親は殺されずにすみ、すべては終わります。とはいえ、完全にガブリエルは消滅したわけではないので…いつか出てきそうですがその時はマディソンが何とかしてくれるだろうと思っておきましょう。

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