Missing 神隠しの物語 (電撃文庫) 甲田 学人

ストーリー
物語は“感染”する――。その少女に関わる者は全てが“異界”へ消え失せるという怪異なる都市伝説。恋愛否定主義者の“魔王陛下”こと空目恭一の『彼女』と称される少女。その少女が突如現れたのをきっかけに、空目が姿を消してしまった……。残された文芸部の面々は、空目を取り戻す事が出来るのか?　この話は、現代の“神隠し”の物語。

久々の本の感想です。ホラーなものを読みたかったので、ラノベでおすすめみたいな感じだったのがこれ。Missingというけっこう古い本です。
神隠しというのがメインのお話なのですが、ホラーにはやはりつきものの神隠し。
あまり小説とかで恐いと感じる事は少ないのですが、この作品には恐さを感じました。こう、ヒヤリとするような文章。神隠しにあったシーンの描写が結構ゾクリときて、なんだか本当にそんな事があるような気がしました。書いていて思いますが、ホラーは難しいと思います。
人を恐がらせるとかそういう感情を起こすのは難しい…。でも、これは不思議とそういう恐怖がよびおこされました……って絶賛してしまいましたが、個人的には面白かったし、ホラーな小説でした。不思議な雰囲気がありますね。絵は時代の古さを感じましたが、それもまた味な感じで（笑）
他にも童話のお話なのかな？そういうのをモチーフにしてるような作品を出しているので、そちらの方も読んでみたいですね。

2014 ディズニー七夕

七夕期間中のディズニーに行ってきました～！（＞∇＜）しかも７月７日というｗ
七夕期間は初めてでした。短い期間なのですぐに中々タイミングが合わず。アフター６のチケットだったので６時からいざ、ディズニーへ！
中に入ると、でかい飾りが。入口あたりにいるキャストの人からカードをもらって書いてくくりつける事ができるらしいです。私はしてきませんでしたがｗ
七夕からか中には浴衣姿の人もいました。天気はあいにくの曇り空でしたが、雨は降らなかったので良かったです。七夕は曇りとか雨の日が多い気がしますね。



平日だったせいもあり、混み具合はそれほどでもありませんでした。平日万歳。
そして、ディズニーランド最大の目的は七夕ディズニーを見たかったのとワンスアポンアタイムを見る事でした！
シンデレラ城の前で見られるかもしれない、抽選に行ったところ…なんと…。
当たってしまいました！！超嬉しい。



こちらはワンスアポンアタイム始まる前のシンデレラ城です♪↓


中央鑑賞エリアで座って見られました！後ろには立って見ている人がいっぱい。マジ座って見れて良かったですね。
ショーはばっちり録画しつつ、シンデレラ城にうつしだされるディズニーキャラクター達や映像は凄く良かったです！感動しました。
ずっと見ていたい気持ちになりましたね。このショーから抜け出したくないってぐらい。久々にこんなに感動しました。映像が綺麗だし、城が動いてるように見えるし、演出も凄い。
さすが、何十億かけてるだけの事はありますねｗｗプロジェクションマッピング凄い。東京駅でのプロジェクションマッピングも見たかったですね～。あれは人が多すぎて中止になっちゃいましたが、これだけのものなら人集まるのも納得。
これでディズニーのイベントは一通り行ったかな？ランドばっかり行ってるような気がするので、今度はシーに行きたいですね！

ちなみに…スーベニア付きのマンゴームースについてきたコップ。夏仕様でかわいいです♪

殺戮にいたる病 我孫子 武丸

ストーリー
永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

ホラーが読みたい！と思って評判が良かったので読んでみました。ちょうど、ミステリーの書き方の本で名前が出ていた方だったので。ジャンル的にはホラーミステリー的な感じです。
グロイ描写あり、性についての事が結構書かれています。というか、内容がほぼ性に関連する事柄なので、そういうのに耐性無い方は気分悪くなるかもしれません。
さてさて感想はというと、やられた！という感じです！最後の最後で唖然とします。綾辻行人の十角館の殺人のラストのどんでん返し並みの驚きでした。
最後の最後で驚いた理由は叙述トリック。さりげなく伏線はあったものの、私は最後まで気づきませんでしたｗ
いやーやられた。最初にエピローグをもってきているのですが、一度読み終わってから読むと、また別な感覚で読めてなるほどなーと納得します。
３人の視点でかわるがわる進んでいくのですが、ちょっと、ん？となる部分はあったものの（叙述トリックだったからなのか）、犯人は死姦する事で人を愛する、性機能不全などなどそういう事が書かれていて、人によっては嫌悪感があるかもしれませんが、読了。中々面白かったです。
最後のどんでん返し的なもので全部分かったので、もう一度読まねば！
こういうのは分かって読み直すと、そういう事だったのか！となるので、そこも面白いところです。

茨城巡り ＪＡＸＡ筑波宇宙センターとか行ってきました！

先日一泊二日で旦那の家族と茨城に行ってきました～。旦那の家族に会うのも久しぶりでしたが皆様変わらずｗ
今回はつくばにある、つくばエキスポセンターと筑波宇宙センター、二日目は笠間に行ってきました。
エキスポセンターも宇宙関連の施設です。外にはロケットの模型とか中にもロボットや色々体験できるものがあったり、宇宙服も展示されていたりと、意外と楽しかったです。興味が無いと文字だけの説明ばかりだと飽きてしまうから、こういう体験して分かるのは楽しいし面白いですね。改めて科学の力って凄いなと感じました。
そして、売店でキーホルダーＧＥＴ。顔が光ります。ＬＥＤライトなのでかなり明るいですｗ



そして、そして。なんと宇宙食が売っていました！！
色々種類があって、他にもたこやきやショートケーキ、もんじゃなど種類は意外と豊富。レトルトカレーや缶詰のパンもありました。
我が家もバニラアイスを購入。まだ食べていませんが果たしてバニラアイスの味がするのか。



このロケットは宇宙センターの外にあるロケットです。今回はツアーを予約してくれていたのでツアーでした。
ここでは実際に種子島から打ち上げられたロケットの発射音を聞けました。これはツアーを予約しないと駄目みたいですが。とにかく凄い音でした。
他にも実物大のロケットの部品が展示されていたり宇宙にある衛星の事や宇宙船の中を実際に見られたりします。正直こういうのは興味が無いのですが、ツアーのお姉さんの説明で大分分かりやすく聞けました（笑）とりあえず凄いんだなーと実感。



２日目は大洗と笠間へ。
大洗が舞台？なんでしょうか。商店街とかあちらこちらにガールズパンツァーだらけｗｗｗ
私はこれ知らないですけど、映画化も決まったそうで、なんと神社にも堂々と飾られていました。絵馬にもガルパンの絵が書かれてあって皆上手くてびっくりです。
というか、こんなにガルパン押しとは…。ガルパン好きな人はたまらないでしょうなｗ



２日目は神社めぐりで、私はこっちの方が興味あったので楽しかったですね♪
やはり神社は良い！京都で神社巡りしたいなあ…。いつかしてやるぅ。

十角館の殺人 綾辻 行人

ストーリー
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!

綾辻さんの作品を読むのはこれで２作目です。デビュー作という事ですが、面白かったですね。そして、昔と今の作品を読んでみると作者の成長が伺えるなと感じました。
さてさて、この十角館。内容的にはアガサクリスティの「そして誰もいなくなった」とかなり似ています。私は先に誰もいなくなったを読んでいたので、あまり驚きは無かったのですが、ある一行で驚かされました。恐らく、読んだ人の大半はここではっとさせられるのではと思います。
やはりこの一行で読み返してみると、また別の面白さがありました。
それ以外の部分については、やはり、そして誰もいなくなったと似ているので、驚きはなかったですが、キャラの書き分けや構成については勉強させられますね。しいていいうなら、千織について他の人間がどう思っていたかもっと書いてほしかったなというところでしょうか。
でも、十分に楽しめた作品なので、他の館シリーズはどうなのか、気になるところです。