オーシャンズ

ナビゲーター　宮沢りえ
監督はWATARIDORIの監督、ジャック・ペラン

製作費７０億円。世界５０ヶ所の海と１００種類以上の生物を４年の歳月をかけて撮影したネイチャードキュメンタリー。水中の中の魚をぶれずに撮影できる世界で１台のカメラを駆使した映像だそうで、確かに迫力あり、映像も美しかったです。

自然に住む動物の世界って弱肉強食の世界なんだなーと改めて思いました。陸は人間、海には海の敵がいる。だけど、外敵から身を守る為に様々な身の守り方がある。肌の色を変えたり、威嚇したり。
大きな魚に小さい魚がくっついてるんですよ。食われないのかなーって思うんですけどｗ食べられないみたいです。小さい魚は大きい魚の寄生虫を掃除したりしてるんですね。ちょっと驚き。
上手い具合にバランスがとれてるんだなーと感心、感心。大きい魚も小さい魚も、もちつ、もたれつつの関係なんですね。
でも、やっぱり自然界って厳しい。子亀が海に入ろうとしてるところに鳥が子亀を食べちゃうんです。すべての子亀が食べられる事はないらしいんですけど…見てるとかわいそうになってきます。でも、こういう生物を食べて生きてるのが人間なわけで。仕方ないといえば、仕方ないんでしょうね。食物連鎖って本当によく出来てる。

しかしです。後半の方が海を汚してはいけない、とかアザラシがゴミだらけの海で泳いでる映像がでてきたりとか、ちょーっと説教臭くなってるんですよ（＾＾；）
そこが残念でなりません。そんな事は分かってるんだよね。人間が悪いなんて分かってるし、そういう事を伝えるのはいいんですけど、やり方があからさまというか、逆にしらけます。
そして、映像も作った映像や合成画像だなと思う箇所もいくつかあって。そこも残念な部分でした。今は３Ｄ技術が発達しているので、本物なのか偽物なのか見分けがつきにくいんですよね。でも、何となく分かりますけど。

海の映像にはみいったんですが、アースの方が個人的には面白かったし、感動もありました。
アースはオススメですよー。

アバター

はい。というわけであの有名な（笑）アバター見ました。２時間以上もある映画ですので長い、長い。
ですが、あまり退屈はせず、見入ってる自分がいましたｗ
お話的には、アバターを与えられ、特別任務を受けた主人公がパンドラという衛星に行くんですが、その星に元々住んでいる先住民ナヴィのヒロインと恋に落ちちゃうっていうのが簡単な話です。
ちなみに、ナヴィというのが上の青い奴です。

このアバターの仕組みは主人公の意識をこのアバターに移すって感じですかねー。アバターに意識が入っている間、主人公の体は眠ったままと。まあ、見てれば分かるんですけどね（＾＾）

さて。感想としては、まずＣＧ技術が凄い。悪役がしぶといｗ、話はありきたり、アメリカ映画らしいというか…アメリカ批判なのか？

まず、ＣＧ技術は凄いのは確か。映像が凄く綺麗でした。ま、これだけでも見て損は無い
ストーリーに関しては、最初は任務優先→彼らと生活してヒロインと恋に落ちる→彼らを守るっていうありきたりなストーリー展開ではありますが、展開が分かりつつも、それなりに面白かったです。
まあ…ただ何て言うか、ホントこういうストーリーは見飽きたなーっていうのは正直思いました。ついでに言うとテーマ性も薄い。自然を破壊する人間は悪いとか侵略する人間は悪いとか、もーありきたり。単純すぎる。悪いから最後は裏切って一緒に戦うよーみたいな？それで後は話し合いもせず終わり。
そういう事を語る、伝えるには内容が薄い感じだなと思いました。

見終わった後は、面白かったけどありきたり、という感想ですね。
単にアクション映画だけと見るなら、良い作品じゃないかと思います。最後のオチに関しては、結局お前そうなるんかい！って感じの予想通りの展開でちょっと笑えました。やっちゃたよーこの人的な感じでｗ

あえて、オススメはしません。普通なので。話のネタに見るぐらいでいいのかなーと思います。
 

シャーロック・ホームズ

あらすじ……は言うまでもなく（笑）ホームズとワトソンが事件を解決する、推理モノです。

シャーロック・ホームズ見ましたよ～。ついさっきｗいや～、面白かったです。
映画中の音楽も良かったし、内容もアクションあり、ＣＧあり、ホームズの推理はスカッとしますね。
まあ、トリックは予想できそうなものもありましたがｗ
このホームズ。ものすごい変人です（笑）何故か格闘強いし、何か色々マニアっぽいし、とにかく変人。
でも、そこが強烈な個性になっていてキャラがよくたっていると思いました。
相棒のワトソンも中々頼れる相棒でかっこよかったです。まあ、ワトソン役のジュードロウが元々かっこいいのでｗ
よく母親はこういう推理モノを読んでいたらしく、原作のホームズはこんなに肉体派では無いんだけどｗと言ってました。ちなみに、アーサー・コナンドイルが創ったキャラに基づいてるそうです。
私はあまりシャーロックホームズとかアガサクリスティとかポワロとか読まないのでよく分からないんですけどね！
実はそんなに期待してなかったんです、この映画（・ω・）でも、見てみたら意外と面白かったから、２０１１年には続編もあるみたいなので、今度やってたら映画館で見に行こうかな～と思ってます♪

インビクタス/負けざる者たち

あらすじ

南アフリカ共和国の偉大な指導者ネルソン・マンデラ。彼が自国でのラグビーＷ杯開催を通じて人種対立の壁を乗り越え、国民を一つに導いていく姿を描いた感動実話。

監督はクリント・イーストウッド。９５年の実話を映画化。

というわけで、この映画見ました。劇場公開時に気になってはいたんですが、先日ＷＯＷＯＷで放送されていたので見る事ができました♪

感想

泣きはしなかったですが、かなり良い作品だと思いました。人種差別の壁を周りの人々に支えられながら、時には指導者としての立場で決断を下さなければならない、苦難を乗り越えて、一つにまとめていく姿は確かに感動を誘うものでした。
まあ、若干黒人よりの視点で、白人がどう思ってるかとかはそれほど描かれていません。私はそんなに気にしませんけど。

この映画ですごくいいなあと思ったのは、ネルソン・マンデラの言葉ですね。インクビタスという言葉は負けざる魂という意味です。これも良かったんですが、赦す事が大事だという言葉。これにもまた感慨深いものがあります。自分がどれだけ相手に苦しめられてもその行いを赦すのって相当難しいと思います。まして、人種差別されたりなんかね。赦す心を持つって事が一番強くて難しいかもしれませんね。

そして、もっとも興味深いのが人種差別というテーマ。
前に人はなぜ憎むのか？という本を紹介しましたが。本の中でスポーツは民族という壁を越えてひとつになれる。みたいな事が書かれていました。
この映画もラグビーを通して民族が一つにまとまっていきました。
私が思うにスポーツってチーム全体がまとまらないと勝てないもんですよね？
個人戦ならともかく。チームでやるものって誰かが崩れるとチーム全体が崩れる。たとえそこに黒人、白人が混ざっていたとしても嫌でも一つにならざるを得ない。そういうものも含めて、なんかこうスポーツって団結力って高まるのかなあと。後、やっぱ応援しているチームとかが勝つと嬉しいし、盛り上がりますよね。そこには一つの共感というか、達成感？カタルシスが生まれるのかな？とも思ったりします。

マンデラは獄中で自分とは別な人種の人々と過ごしたと言っています。
彼らと過ごす事により、彼らに対する偏見などの感情は無くなっていたそうです。結局のところ人って外見だけを見ているんですよね。言語の違い、瞳や髪の色、肌の違い。どうしても見た目で判断しちゃって、でも実は話してみると自分と同じなんだって思うのと一緒で。そう思えるまでがきっと大変なんだろうなと思います。

それにしても、イーストウッド監督は相変わらず良い作品を作りますね。チェンジリングやグラン・トリノもそうですけど、人間の内側の感情。特に暗い感情を描き出すのが上手いなあと思います。
私は実話を元にとかけっこう好きなので余計にいいなと思うんですけど、イーストウッドの作品はあまり外れが無いように思います。インビクタスはオススメの作品ですので是非！（＾ｖ＾）

レイトン教授と永遠の歌姫

レイトンシリーズ、レイトン教授と永遠の歌姫を見ました～（＾ｖ＾）
レイトンは、不思議な町しかやった事ありませんが、ナゾトキ面白いです。他シリーズもやってみたいんですが、中古でも中々２０００円台から下がらない人気ぶり。
さすが、根強い人気を誇るレイトンです。さて。この映画、魔神の笛直後のエピらしいのですが、魔神の笛をやってなくても全く問題はありません。
オリジナルストーリーなので、影響はないです。まあ、やった事ある人は更に楽しめるのかなー？

あらすじ

ある日、レイトン教授の研究室にレイトンの元教え子でオペラ歌手・ジェニスから手紙が届く。実は、1年前に死んだ友人が永遠の命を手に入れた少女となって現れたと言う。これを知ったレイトンは、この不思議な事件を解明すべく、弟子のルーク少年と助手のレミを連れて、クラウン・ペトーネ劇場に向かう。そこでレイトン達は『永遠の命』を巡る「ナゾトキゲーム」に巻き込まれていく。

映画は面白かったです♪レイトンらしさを壊さない映画でしたね。ナゾトキも面白いし、ストーリーも良い。ヒロインの挿入歌もあってて良いです。聞き入ってしまいますね。
そんでもって、デスコールがかっこ良かったｗｗ中の声優さんの演技はびみょーでしたけど（＾＾；）基本的にデスコール、かっこいいと思います。声いいんだけどねー演技が微妙なんだよOTL

まあ、感想としては子供も大人も楽しめる仕上がりでした！ガッカリはしないと思います（＞∀＜）でも、過剰な期待をするほどのもんでもないですので、期待はほどほどに（笑）

あ。映画はスタッフロールの後も見て下さいね！ちょっとしたオマケというか、レイトンとルークがちらっと出ているので！