ストーリー
公務員志望の堅実な大学生・中田正義は、酔っ払いに絡まれていた美貌の外国人・リチャードを助ける。彼は国内外に数多の顧客をもち、スーツケースで飛び回る敏腕宝石商だった。誰にも言えないいわくつきの指輪を隠し持っていた正義は、リチャードに鑑定依頼することに。 祖母が死ぬまで大事にしていたその指輪にこめられた秘密とは・・・? ――ピンク・サファイア、ルビー、アメシスト、そしてダイヤモンド 顧客たちの心の曇りを晴らし、輝きで満たす、4つの連作短編集。
私にしては珍しい?日常ミステリーもの。 表紙と知り合いにすすめられて読んでみましたが、面白かったです。 読みやすくて、宝石のお話し、二人のコンビが面白かったですね。正直、自分はキャラより、宝石の話が興味ありましたw キャラだったら、やっぱりリチャードかな。この人は何者なんだろうという謎。年齢いくつなのか知りたい(笑)正義君は性格的にあまり好みではないですw ミステリ要素はそこまで難しいものではなく、宝石を持ってきた人間の背景(謎)を解いていくような感じです。なので、ミステリー苦手って人でも軽く読めるものだと思います。 まあ、個人的には殺人事件が起きた方が好みでありますけど。 これはこれで、軽い日常ミステリー読みたい時はいいなと思いました。
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