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ストーリー
街を出るための資金が必要なロッキーは、恋人マニー、友人アレックスと共に、大金を持っているといううわさの目の見えない老人の家に忍び込む。だが、老人(スティーヴン・ラング)は、驚異的な聴覚を武器に彼らを追い詰める。明かりを消され屋敷に閉じ込められた若者たちは、息を殺して脱出を図るが……。

監督 フェデ・アルバレス。サスペンスホラー。


※ネタバレあり!











面白かったです!
主人公達が盲目の退役軍人の家に忍び込んで、逆に家に閉じ込められて脱出するという映画なわけですが、もう、ハラハラドキドキ感半端なかったですね。とりあえず盲目なのに爺さんが強すぎ!これにつきますw

面白いと思ったところは、盲目なのにやたらと強いおじいちゃん!もう、このおじいちゃん、タフすぎ強すぎで本当に盲目か?というぐらいです。
女性だろうが、男性だろうが容赦しないで殺すところとか執拗に主人公達を追い詰めていくのもスリルがあって良かったですね。
地下室では自分の娘を殺した相手(金の力で無実になった)を監禁して妊娠させて(レイプではなく、自分の精子を保存してた)自分の子を産ませようとしていたことが判明するのですが…ヤバいおじいちゃんです。これはさすがにちょっと気持ち悪いと思いました(^-^;

中盤~後半かな?一度主人公ロッキーは家に逃げ出すのに成功するんですが、捕まってしまい恋人のマニーに助けられるんですけど、マニーは死んでしまいます…。結局その時に捕まっていた地下室の女性も死んでしまいます。

地下室でブレーカーを落として暗闇にさせて、手探りで移動したりするシーンもリアルで緊張感がありましたね。このおじいさんは目が見えない代わりに凄い聴覚がいいので、しかも自分の家だから見えなくてもどこに何があるかとか把握しているので主人公達の圧倒的不利さも加わって、音を立てたらあのおじいちゃんが来ちゃう恐怖感などもあり面白かったです。
聴覚がいいので、警報装置を使ってロッキーはおじいちゃんを油断させて脱出します。

最後はロッキーだけ助かって無事に街から出るんですけどこの映画にでてくるキャラ達には全く感情移入はできませんでした。主人公達はそもそも盗みに入ってるわけですしね。それぞれ事情はあるけれど…。おじいちゃんはおじいちゃんで監禁、殺人とやってるわけで。でも、監禁していた女性が死んでしまった時は本当に悲しそうだったんですよね…。

という感じで、やっぱりおじいちゃんが魅力的であるのと、脱出するハラハラ感、常に緊張感があるところが面白かったと思います。後、伏線もうまく使われていて良かったです。

ちなみに、タイトルの意味は「息をするな」という意味らしいです。







ストーリー
人気のない郊外の古びた屋敷に住む、ある盲目の老人。彼はその屋敷で一人の少女を大切に育て、二人だけで静かに暮らしていた―その男こそ、8年前、強盗に押し入られた被害者として生きているが、実は強盗団を惨殺した過去をもつ、あの盲目の老人だった…。ある日、謎の武装集団が老人の屋敷に静かに忍び込む。その目的は少女― 。暗闇の中、全てを知り尽くした屋敷内で全員の抹殺を試みるも、訓練されていた集団は老人を襲い、火を放つ。命からがら炎の中から逃げ出したが、そこに少女の姿はない。目覚める狂気の怒り。老人は己の手で大切に育てた少女を取り戻すため、武装集団の後を追う…。その集団はなぜ少女を狙うのか、少女はいったい何者なのか、老人はなぜ少女に固執するのか。

監督 ロド・サヤゲス

※ネタバレあり!












ドントブリーズの続編ということで早速TSUTAYAで借りてきました。
気になってたんですよね~。娘いないはずなのに、その少女誰?って感じだったので。
続編も前作と同様に緊張感のある作品に仕上がっています。

ある日、娘のフェニックスが狙われることに。おじいちゃんの家に謎の武装集団が侵入してきます。今作でも盲目のおじいちゃん強くて侵入者を撃退していくんですが、相手は前作の一般強盗とは違い、軍にいた人達です。プロです。さすがのおじいちゃんも多勢に無勢。
フェニックスはさらわれてしまいます。ですが、フェニックスを狙っていたのは実の父親レイランであることが判明。火事の時に火事の原因を作ったとして逮捕され服役していたと言います。それでやっと出てきてフェニックスを見つけたそうな。しかも、実の母親まで生きていて車いす姿でしたが、本当の父母でした。フェニックスの本当の名前はタラだそうです。
そう、あのおじいちゃんは家事の時にフェニックスを見つけて自分の娘のようにしていたのです!やっぱりすることがクレイジーですね。

ですが、レイランは妻の病気を治すために適合する心臓が欲しかった。その心臓は親族じゃないとダメということで娘を連れてきました。えぇ…実の娘に対するその仕打ちとは…(;´・ω・)
ここで自分はおじいちゃん助けにきてー!ってなりました(笑)
もう、クズ親じゃん。フェニックスをさらわれて落ち込むおじいちゃんでしたが、敵の犬を使って居場所を突き止めます。そして、フェニックスを助けるために敵をばったばったと殺していきます。容赦ないです。いや、まあ容赦しなくていいんですけどね。
なんでしょうね。実の娘じゃないけど、実の親よりも凄く大事にしてるよな~という感じで前作では徹底的な悪役だったんですけど、今作ではフェニックスの存在が大きくて良い人みたいに見えるという。
最終的にフェニックスの父母は死に、おじいちゃんは今までやった罪をフェニックスに告白し、それでも助けたいと言われてフェニックスに看取られながら死んでいきます。その後フェニックスは養護施設に行きます。名前を聞かれてタラではなくフェニックスと名乗ります。

なんか、本名じゃなくてフェニックスという名前を名乗ったわけで、おじいちゃんとの絆の方が大切だったんだなと思いました。まあ…実の両親から心臓ちょうだいなんて言われるし、でも一応実の両親だし複雑だと思うんですよね。おじいちゃんは今までずっと嘘ついてて人殺しもしている、でもそれでもフェニックスはおじいちゃんを選んだ。
2は家族愛を描いているなと思いました。これはこれで良いと思いますね。1の方が怖いとは思いますが。でも、どちらもオススメな作品だと思います!

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