ストーリー
人が夢に入っている時に潜在意識の奥底にまで潜り込み、他人のアイデアを盗む出すという、犯罪分野においては最高技術を持つスペシャリストのコブ。しかし彼はその才能ゆえに、最愛のものを失う。そんなコブに、「インセプション」と呼ばれるミッションが課せられる。レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が初共演にして初対決!豪華俳優陣と壮大なスケールで贈るSFアクション!!
監督 クリストファー・ノーラン
※ネタバレあり!
↓
インセプション前も観たんですが、見直してみても面白かったですね~。
視覚表現の凄さとか、夢の複雑さとか、最後のあのコマのシーンもどれも良かったと思います。
特にペンローズの階段は印象に残りましたね。他にもアリアドネの世界で建物を横やら上やらにするシーンも凄かったですね。迫力満点。
そして、インセプション(アイディアを植え付けること)というのもコブの過去に関係している重要な要素というのがまた。
コブは自分の奥さん(モル)にインセプションをした為に奥さんは自殺してしまいます。その理由は夢の中から出たくないモルを現実に戻そうと、コブが死んだら現実に戻れるという考えをモルに植え付けます。夢の中からは戻ってこれましたが、モルは現実が本当ではないと思ってしまいます。夢の中が現実だと思い込み、現実世界でビルから飛び降りてしまうのです。
本編はいくつもの夢になっていて、1層、2層、3層まであります。あと虚無の世界というのも。これだけでもややこしいんですが…(;・∀・)
さらに、出てくる用語が難しく、理解するのに時間がかかります。
とまあ、難しい用語やら、夢の中の夢とか誰の夢の世界なのかなどなど、難しいと感じるんですがこれを理解できると面白いと思います。1回観ただけだと難しいかな~という感じですけど。
詳しく知りたい人は考察サイトなどを見ると分かりやすいと思います。
最後はコブのコマ(トーテム)が回り続けるか倒れるかは分からずに終わるんですが、そこがまたモヤリとします。そこで終わりかーー!っていう。視聴者に考えさせる終わり方ですね。
私はたぶん、コブが子供達に会ったシーンは現実のものじゃないかなと思います。…現実だといいなあという願望ですが(´Д`)
考察を見てみると現実だとコブは結婚指輪をしてないとか夢だとしてるとかそんな細かいところまで私は全然気づきませんでしたww他にも子供たちの服装が違うとか、よく見てるなあと思います。
最後のシーンは現実か夢かどうかは視聴者の創造に任せますなのでどっちが本当か分からないです。コブがコマを回しますが、コブは子供たちを見ていてコマを捨てたということがあのシーンでは最も重要なことだと監督は語っています。
現実でも夢でもコブにとってはどちらでも良いのかもしれませんね。子供たちに会えたから。
そういうモヤリとするシーンも複雑さや考察しがいのあることも含め、インセプションはとても面白い映画でした!
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