ストーリー
スティーブン・キングが自らの同名小説を自ら脚本化したホラー。
死んだ猫をペット・セメタリー(動物墓地)の“禁断の場所”に埋めると生き返った!
このことを知ったルイスが交通事故で死んだ幼い息子の遺体を禁断の場所へと埋葬すると…
監督 : メアリー・ランバート
ストーリー
家族と田舎に引っ越した医師ルイス。
新居の裏には謎めいた動物の墓地“ペット・セメタリー"があった。
ある日、飼い猫が事故にあうと、墓地を越えた奥深くの森で猫を埋葬する。
しかし次の日、凶暴に豹変した猫が姿を現わした。
その地は、先住民が語り継ぐ秘密の森だったのだ。
そして、迎えた娘エリーの誕生日、彼女は交通事故で帰らぬ人に…。
果たしてルイスの取った行動とはー。
監督 : ケヴィン・コルシュ, デニス・ウィドマイヤー
※ネタばれあり!
↓
久しぶりの映画です。前から気になっていたペットセメタリーを鑑賞。ネットフリックスで1989年のと2019年のものがあったのでどちらも観て、見比べてみました。
個人的には1989年バージョンの方が好きですね。リメイクも悪くないんですけど…後半からちょっとなあ…と思いました。
どちらも大体同じなんですが、違いが少しあります。
・1989年の方は息子が死亡。リメイクはエリー死亡。
・リメイクは後半からラストの展開が1989年と違う。
展開としては、
エリーの飼い猫チャーチが死んでしまい、ジャド(向かいに住んでる住人)が墓地の先にある土地へ案内してそこに埋めると生き返るというのを教えます。いう通りそこにチャーチを埋めたら…生き返って帰ってきましたが…狂暴になっていました!
で…ある日、息子がトラックにひかれて死亡。主人公ルイスはあの土地に息子を埋めて生き返らせようとします。
まあ、そんなことやっちゃいけないよって言われるんですけど、やるだろうなあとは思いました。最愛の息子が生き返るなら…どんな姿になってもと思いますよね。
息子は生き返りましたが、チャーチと同じく狂暴になってジャド、家に帰ってきたルイスの妻を殺害。二人の死体を見たルイスはチャーチと息子を殺し、今度は妻を生き返らせようとします。序盤からちょいちょい良い幽霊(最初にルイスが勤務している病院に運び込まれた学生)がでてきてルイスを止めたり手助けしたりするんですけど、それも無駄に終わります。
妻を生き返らせたルイスは妻をだきしめます。しかし、ルイスは妻に包丁で刺されて映画は終わります。
愛が深い故に…怖いというよりも悲しいお話だったというのが印象に残りました。
これが1989年バージョンの感想。
で、リメイクバージョンは途中までは大体同じです。
息子ではなくエリーは死んで生き返りますが、後半の展開。
オリジナルと同じくジャドを殺し、ルイスの妻も殺します。
違うところは妻、息子が家に帰ってきてエリーとご対面。でも、妻はエリーを自分の娘とは思えず拒絶。そのあとエリーはルイスの妻を殺して、エリーがあの土地に妻をひきずって埋めるという展開!エリーを殺そうとしたルイスは何故かすぐに?復活した妻に殺されます。
そのあとはルイスも埋められエリーの仲間入り。最後に残された息子のところに3人が近づいてきて映画は終了。
愛しているからこそ生き返らせたい!というのはオリジナルと一緒なんですが、こっちは後半の展開が雑だったというか、悲劇性が薄い?というのか、ええぇぇ…(;´・ω・)って思っちゃいました。
やっぱりリメイクって大体よくならないものが多いような気がします。
もちろん良いものもあるとは思いますけどね。
[2回]
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