ストーリー
山中に隠棲した文豪に会うため、高松の合宿をぬけ出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。救助を待つうち、館に住むつばさと仲良くなる。だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。これは事故か、殺人か。葛城は真相を推理しようとするが、住人と他の避難者は脱出を優先するべきだと語り―。タイムリミットは35時間。生存と真実、選ぶべきはどっちだ。
久しぶりにクローズド・サークルもの読みました!
設定は面白かったんですが、個人的にはイマイチだったかなぁ…(´・ω・)というところでした。
イマイチだった部分としては、キャラクターへの感情移入とか視点の切り替え時の読みにくさというところでしょうか。まあ、基本的に読みやすいんですけどね。
設定は、クローズド・サークルでタイムリミットあり、館に仕掛けがあるなどワクワクする設定盛りだくさんだったんですね。あと、探偵VS元探偵の推理やトリックは面白かったです。
トリックなどの説明は丁寧にしてくれます。
ただ、キャラクターに関して言うと、主人公、田所、葛城をあまり好きになれなかった。これが一番大きかったかな?
ちなみに、葛城(探偵役)は嘘を見抜けるという能力を持っています。まあ、田所が一番うざ…ゴホン。ホームズとワトソンの役回りなんですけど、主人公達に魅力を感じられなかったです。
他のキャラクターもそこまで魅力を感じられなかったですね。言い回しもちょっとクドイ部分もありましたし。
探偵の生き方を議論しながら推理したりとかしていくので、探偵の生き方とかどうでもいいわ!って人は退屈するかもしれないですね。私は面白ければ、わりと何でもいいんですけどw
うーん。自分の好みでいうと犯人は誰で、なんでこんなことしたの?っていう動機を知るのが一番好きなので、この作品は自分の中ではそれほど刺さりませんでしたー!犯人も分かっちゃったしw
[2回]
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