ストーリー
この娘、どこかが変だ。その“正体”が見えた時、世界中がショックに震えた
かつて3人目の子供を流産したケイト・コールマンとその夫のジョン。彼らはその苦しみを癒すため、孤児院からエスターという9歳の少女を養子として引き取る。少々変わってはいるが年齢の割にしっかり者で落ち着いており、すぐに手話を覚えて難聴を患う義妹のマックスとも仲良くなるエスター。だが共に生活する中で、やがて彼女は常に手首や首にリボンを着けていたり、入浴の際は必ず入り口を施錠したりと、謎の習慣を垣間見せ始め、それらと同時に徐々に恐ろしい本性を見せ始めるのだった。
監督
ジャウム・コレット=セラ
※ネタバレあり!!
↓
エスター怖いらしいので観ましたが…怖かったぁぁぁ( ゚Д゚)
最初、エスター(上の画像の子供ね)ってなんか特別な力をもった子供なのかなって思ってましたが違いました。でも、特別な力とかそういうものが出てこなくて良かったと思います。怖さ半減しちゃいますw
コールマン家が孤児院から引き取ったエスターという子は良い子だなと最初思ったんですけど、だんだん不穏な空気になってこのエスターは何かヤバイ子だ!と分かるわけです。
エスターを引き取ったことによって家族はバラバラになっていくんですが…とりあえずジョンが酷い。エスターがおかしいことに気付いたケイトの話を信じないわで酷いことも言うし、まあ、エスターはジョンの前では猫かぶってるから分からないんだけどwそれでもなー。まあ、結果的にエスターの本性に気付くのが遅かったジョンはエスターに殺されてしまうんですけどね…。
エスターの正体について。
もう早速ネタバレ。少女だと思ってたエスター。実は33歳の女性だったのです!
外見が子供のまま成長しないホルモン系の病気でエスターはずっと少女を装っていました。
気付かなかったけど、伏線は張られてましたね。
首と手首に巻いているリボンの下は実は精神病院で拘束具の跡でした。
装いながら生きてきたわけですが、エスターを引き取った家は必ず事件が起きたり悪いことが起こるという話。その時点で嫌な予感がしましたけど、エスターは自分をいじめていた子に仕返しをしたり、欲望を叶える為に人を殺したりマックスやダニエルを脅迫したりと色々やるんですけど、最終的に何がしたかったのか。ジョンを愛していたからジョンを奪いたかった。
33歳と判明してからだとやけに説得力ありました。ていうか人の夫に手だしちゃアカン(;´Д`)
ちなみに他の家族の父親にも手を出そうとしました。聖書の中にはその父親達の写真が…。
ジョンに拒絶されて泣いて化粧落ちた顔は少女じゃありませんでした。もう完全に大人の女性。メイクって色々表現できてすげぇぇ!
んで、逆上したエスターはナイフでジョンめった刺し。ジョーーーン!もう助かる見込みはなさそうでした…。
駆けつけたケイトも銃で殺そうとしたり。唯一の救いはマックスがいたこと。マックスはなんだかんだで凄く大活躍でした。そして可愛い。
エスターとケイトの戦いの結果、エスターは凍った湖の底に沈んでいきました。
これで死んでなかったらヤバいんですけど、さすがに死んでるかなと思ってます。
怖さって奥が深いなと思った映画でした。色々な怖さがありますけど、怪物や幽霊(オカルト)、特殊能力よりも生身の人間の方がめっちゃ怖いと思います。サイコパス系ですかね。
エスターは自分の願望を叶えさせるように誘導してますしね。大人達はそれに騙される。
そういう方がめっちゃ怖いです。しかも、正体ばれたりヤバクなったら平気で人を殺す、殺せるってこわぁ。
という感じでエスターの怖さはサイコパス系とか人間の怖さが際立ってるし、ストーリーやキャラもしっかりしている(特にエスター役の子は凄い演技力)ので面白と思いました!
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