ストーリー
高所恐怖症のために刑事を辞めた男(ジェームズ・スチュワート)が、友人(エルスター)から妻(キム・ノヴァク)の監視を依頼される。やがて彼女は教会の鐘楼から飛び降りてしまうのだが、彼女を止めることのできなかった彼はそれがトラウマとなり、やがて街で彼女そっくりの女性と出会うが…。
監督 アルフレッド・ヒッチコック
※ネタバレあり!(ゴーン・ガールについても少し触れています)
↓
ゴーン・ガールと似ているということで、めまいを観てみました。
自分の中ではそんなに面白いとは思えなかったのですが、途中の色使いとか、教会の階段でスコティが下を見下すカメラワークは独特で面白いなと思いました。
主人公スコティがマデリンという女性と恋におちるんですが…マデリンは教会の塔から落ちて死んでしまいます。
※エルスターとジュディが妻殺しを計画して実行していた
ショックを受けたスコティはある日、マデリンに似た女性を見つけて突撃訪問。ジュディという女性をマデリンと同じにしようとします。ドン引き( ゚Д゚)マデリンが身に着けていた服にしたり、化粧や髪型を同じにさせたり。ちょっと狂気を感じるレベルのヤバイ人になっています。首飾りを見て、ジュディがマデリンと分かるとあの教会に行ってジュディを問い詰めます。怖すぎ。全てを自白したジュディとスコティの前にいきなり修道女が現れて、動揺したジュディは塔から落下。鐘の音とそれを茫然と見つめるスコティで幕は閉じます。ラブストーリーであり、サスペンスでありの作品でしたね。
で、ゴーン・ガールと似ている部分…何でしょうねえ。構成かな?ぶっちゃけよく分からなかったみたいな(笑)
なんとなくですけど、
・めまいではスコティがジュデイに理想の女性(マデリン)を求めている
・ゴーン・ガールではエイミーがニックに対して理想の夫(完璧な夫の役割)を求めている
めまいはネタばらししてしまうと、マデリン=ジュディでした。
落ちたのは本当のマデリンでジュディが変装したマデリンは落ちていません。
けれど、スコティが求めていたのは最初に会ったマデリンだったから、ジュディがマデリンだと分かっても今のジュディではなく死んだマデリンを愛していた。どんなに似せても、もうあのマデリンはいない。←という解釈で合っているのか自信ないですけど(^-^;
ゴーン・ガールは最初は完璧な夫だったニックだったけど、だんだんその役割を演じてくれなくなった。
どちらも男女の理想を追い求めてる。けど、理想を求めすぎて結末は実は違ったみたいな。そういうところが似ているのかな~と思ったりしました。
[1回]
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