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ストーリー
妻に先立たれ、人に心を許さず頑固生きる一人暮らしの老人と、学校にも行かず仕事もない隣人の少年との交流を描いた、クリント・イーストウッド主演・監督による感動のドラマ。
※ネタバレあり!











監督 クリント・イーストウッド

グラン・トリノ良い映画でした~。
偏屈でアジア人が嫌いだった主人公コワルスキーが隣に引っ越してきたアジア人、モン族を最初は毛嫌いしていたんですが、交流していく内にだんだん仲良くなって最後はそのモン族の姉弟の為に自分を犠牲にするんですけど…。偏屈で心を閉ざしている主人公が心を開いていく過程とかそういうのがあってからのラストはもう感動でした。
コワルスキーは昔ながらの堅物な人間で偏屈な老人。妻を亡くし、家族との交流もなく孤独な生活を送っている。
朝鮮戦争に行ったこともあり、アジア人を嫌っている。
他人が自分の家の芝生に入ることを嫌い、愛車のグラン・トリノを大切にしている。
そんなコワルスキーがある日、隣に引っ越してきたタオという少年がグラン・トリノを盗もうとしていたところを発見します。
タオは従妹達に無理やり命じられてやったことでしたがコワルスキーに発見され失敗しギャングの従兄達からつめよられます。コワルスキーはその従兄を追い払い、タオを救ったことがきっかけでタオとの交流が始まります。

お互いに心を開いていく過程がいいんですよね。
最初が心を開いていない状態からの変化が見ていてああ、こういうやりとりとかいいなと思う。なんだかんだで助けたりするし、タオの為に世話やいてるし、恋愛アドバイスまでしてるしw最終的にタオのことを友達だと言いますしね。


そして、タオに絡んでくる従兄達がしつこい。
コワルスキーの紹介で建設現場で働くようになったタオに従兄達が絡んできます。
しつこい従兄達にコワルスキーが突撃。従兄の取り巻きの一人にタオにかまうなと忠告&ボコボコにするんですが、そのせいでタオの家が襲撃され姉のスーは暴行&レイプを受けてしまいます。タオは従兄のところに乗り込み復讐しようとします。
しかし、コワルスキーはタオを行かせまいと地下室に閉じ込め一人で行きます。
戦争で人を殺したことのあるコワルスキーは人を殺させたくなかったのではないかなと。神父への懺悔で戦争で人を殺したことについては懺悔しませんでしたが、心の中には罪悪感があったと思います。
一人で行ったコワルスキーは従兄に自分を殺させ刑務所に入れてタオとスーから遠ざけるという道を選びました。人を殺さない道。
その後、遺言状でグラン・トリノはタオに譲ることとコワルスキーがタオに車に変なことするなよと釘をさしていくのが最後までコワルスキーらしいと思いました。グラン・トリノを狙っていた息子や孫が驚くのはちょっとニヤリとしちゃいました。譲られるのがタオで良かった。
クレジットはタオがグラン・トリノを走らせるという場面をうつしながら終わります。
そのシーンの音楽や余韻が残るようなラストはとても感動的で凄く良かったです。
ちなみに、モン族とがどういう流れでアメリカに来たのか(作品内でちょっと触れてますね)、フォードのことやグラン・トリノという車、コワルスキーが生きていた時代などを知っていればもっと作品を深く理解できたのかなと思います。

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