

念力放火能力(パイロキネシス)という超能力を持って生まれた女性、青木淳子(あおき じゅんこ)は、力を「ガス抜き」のために放出しに向かった廃工場で、瀕死の男性を運んできた4人の若者を目撃する。淳子は男性を救うため力を解放して、次々と若者を燃やしていくが、そのうちの1人、「アサバ」を逃してしまう。
瀕死の男性から若者達に恋人の「ナツコ」が連れ去られた事を聞いた淳子は、「ナツコ」を助けるため、わずかな手がかりを元に「アサバ」を探し出す。一方、放火捜査班の石津ちか子刑事はこの事件に、昔起きた不可解な焼殺事件と同じ匂いを感じ、それを起こした犯人が再び現れた事を悟る。
全部読み終わって、良い物語だと感じました。カタルシス性が強かったです。
主人公にすっかり感情移入してしまったのですが、主人公の寂しさや心情が下巻では中心だったのでそこは一気に読めました。やっぱり自分はこういうものの方が読みやすいし、好きです。
上巻が淡々とした事件、事件なので少し読み進めるのが辛かったですね。ですが、全部読み終わった時のカタルシス感はとても良かったです。キャラクターもしっかりしていて上手くマッチしています。
久々にいい本読んだなあという感じです。でも、やっぱり面白いか?と聞かれたら…普通って答えちゃいますかね…^^;

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