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ストーリー
ある日突然理由もなく、男女6人が鋼鉄の立方体の部屋に閉じ込められる。
そこは他にもたくさんの同じ部屋があり、その集合体で作られた、巨大な立方体(CUBE)になっている。各部屋に6つあるハッチの中からひとつを選び隣室へ移動しながら出口を探す以外、脱出方法はない。しかも部屋には様々な殺人トラップが仕掛けられている! そんな極限状態の下、絶望的なサバイバルを繰り広げる6人。
やがて一つ一つ謎と罠をクリアしてゆくうちに、彼らの精神状態が徐々に狂い始めてゆく・・・
果たして無事にこのCUBEから脱出できるのか?あるいは本当に出口はあるのか?

監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ

※ネタバレあり!










ずっと昔に見て忘れていたのでもう一度鑑賞。CUBEシリーズは続編も観ましたけど最初の1が面白いですね。ちなみに続編も忘れてますwでも、1が面白かったのは覚えてる。
まあ、面白い…とはいうものの昔は結構衝撃を受けてなんとなく面白いって感じだったかもしれないですね。何が面白かったのは覚えていなかったので改めて今回見て何が面白かったのかなーと自分なりにまとめてみます。

まず構成が良く出来ている映画だなと思いました。冒頭で罠にやられる人がいますが、これから何が起こるんだろう?というドキドキ感の演出。
それから不条理さ、人間の怖さがこの作品の中で一番印象に残りました。全体的に淡々としていてそれがまた雰囲気的に良い感じを出しているわけですが。
追い詰められてきてだんだんと人間の本性が見えてくるのも怖くて良かったなと。あと、解決方法が素数など数学的要素であるのと続編のゼロで出てきた人物とカザン(障害者)が同一人物らしい?というのも面白さの一つかなと思います。

ストーリーはキューブに閉じ込められて死のトラップがある部屋を進まないといけないというのものですが、誰が何のために作ったか?何故入れられたのか?という目的が全く分からずただ、キューブの中に入れられているということが不条理すぎてその辺が不気味というかもやもやします。
でも、一番怖いのはやはり人間ですかね。クエンティンという警察官がリーダーシップをとるんですが、この男がまあ最低な野郎です。
最初は皆をひっぱっていくんですが、人を疑いまくり、差別的ですし、セクハラしようとする。自分だけ助かろうとするのが見え見え。だんだん暴力的になってきて(これが本性?)人殺しまでする始末。
出口を探す過程で何時間も行動してたら精神もおかしくなってくるのは分かりますね。
にしてもクエンティンの暴力さ残虐さは狂気を感じるレベル。
クエンティンから逃れキューブの出口を見つけるものの、クエンティンに追いつかれカザン以外は死亡します。カザンだけ真っ白い出口に向かって映画は終わります。
何も分からないままですが、この作品ではその謎は分からなくてもいいのではないかと思います。謎のままでも問題はなく(まあモヤリとはしますが)結局、人間の狂気さと不条理さを描いた作品なわけですから。
そういう人間の怖さ、醜さであったり、恐怖を感じさせるところ、トラップや解決方法など全ての要素が上手く絡み合っていて面白いのかなと思いました。これがただグロイだけのものだったら面白さはなかったと思います。面白さは人間にアリでしょうか。

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