六花の勇者 山形 石雄

ストーリー
闇の底から『魔神』が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。地上最強を自称する少年アドレットは、その六人、『六花の勇者』に選ばれ、魔神復活を阻止するため、戦いへ向かう。だが、約束の地に集った勇者は、なぜか七人いた。その直後、霧幻結界が作動し、七人全員が森に閉じ込められてしまう。七人のうち誰かひとりが敵であることに気づいた勇者たちは疑心暗鬼に陥る。そして、その嫌疑がまっさきにかかったのはアドレットで―。伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、堂々始動。

最近、読みたい本が出来て、ちょっとウハウハな私ですが、今回は六花の勇者（ろっかのゆうしゃ）というラノベを読みました！
感想としては面白い。続き読むの決定ですね。
いやー、絵はあまり好みではないのですが、久々に面白いファンタジーに出会えて嬉しいです。
しかも、ミステリー要素もありで、中々先を読ませる展開になっていたりと、見せ方が上手いなあと思いました。
キャラクターも書き分けられていて、それぞれ個性的なので見ていて面白いですし、主人公が対して強くないけど、秘密道具でそれをカバーしながら戦う姿も、そこからどうするんだろうと思って見てしまいます。また、そこが面白いのですけど。最初から強い主人公も好きではありますが、やはり主人公の成長していく姿や弱いけど機転を利かせてピンチをきりぬいていくという方が個人的には燃えますね（笑）アドレットがフレミーに好きだと言うのは唐突な感じがしましたが…まあいいか。
そして、この作品の七人目は誰か？という部分。誰もかれもが怪しくて、推理するのが楽しかったです。最後はまさかその人が！？と驚かされましたし、久々にハマる作品でした。
一気に最新刊まで買っちゃうぞー！