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ストーリー
“ゾディアック”と名乗る連続殺人犯と、その事件の解決に挑む者たち。「殺人」と「真実の究明」という全く逆の立場にいる人間たちが、謎が謎を呼ぶ事件を巡り、次第にその運命を狂わされていく…。 

監督はデビッド・フィンチャー
久々に見たくなったので見てましたが約2時間40分。
結構長い映画でしたが、あっという間で映画に引き込まれていました。
というか、フィンチャーの作品結構見てるなあと実感。セブンも見たし、ゲーム、ゴーンガール、ベンジャミンバトンとか。ミステリー、サスペンス系が好きだからあうんだろうなw

で、この映画のゾディアック事件は実際にあった事件で、未解決事件です。
この作品はかなり忠実に作ってあるそうで、未解決なので当然映画も犯人は捕まらないまま終わります。まあ、犯人らしき人物はでてくるんですが、証拠がないので犯人だと断定ができず。
最後は結局犯人が誰か分からず終わりますが、それもまたいいんじゃないかなとこの作品については思います。
犯人は誰か?という謎がもちろんあるんですが、犯人を追う4人の男達の物語でもあります。
刑事コンビと記者と風刺漫画家の男達。
4人がこの事件を通してどういう人生を歩んだのかというところや犯人の謎や追い詰めていく様子、事件の不気味さが伝わってきます。

怖いなと思ったシーンがあるんですが、後半、主人公が犯人について知っている人物に話を聞きに行くシーン。実はこの人物が犯人ではないかと思わせる演出は怖かったですね。地下室とかいかにもぽいw(犯人ぽいけれど断定はできない。もしくは共犯者か?)

結局未解決のままで犯人は誰かという謎が残るわけですが、それでモヤっとするものの、犯人に振り回される警察や犯人を追う記者や漫画家。真犯人は一体誰なのか。4人の男達は事件にかかわったことによってどういう人生を歩んだのか?などなど、久しぶりに見ごたえのある映画を見たなという感じでした。それと、個人的には面白かったと思う映画でした。

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