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映画と本の感想メインと日常のちょっとした出来事ブログ
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ストーリー
『シャイニング』の40年後―
呪われたホテルが、目を覚ます。
ダニー・トランスは、幼い頃オーバールックホテルで刻み付けられたトラウマに、未だに苛まれていた。そんな彼の前に過去の亡霊が現れる。きっかけは、ある勇敢な十代の少女アブラとの出会いだった。ダニーに協力を求めてきたアブラが秘めていたものこそ、“シャイニング"と呼ばれる特別な力をもっていたのだ。特別な力を持つダニーとアブラは、謎多き連続事件を介して邪悪な力を持つ集団のもとへと導かれていく。


監督 マイク・フラナガン

シャイニングの続編ということで早速観ました~。原作は読んでいません。
まあ、普通に楽しめたな~といった感じですね。シャイニングは鑑賞済みです。
ホラーというよりはトゥルーノットという人の生気を喰らって生きてる集団との対決メインのバトルよりでした。といっても超能力使ってのバトルじゃなくて銃とかでドンパチ(物理っ!Σ(゚Д゚))ですけど。とはいえ、しっかり幽霊もでます。
最初はあのホテルがすぐに出てくるのかな~と思いましたが、最後の方まで全く出てこず。ホテルまでの間が凄い長いです。
まあ、きっかけがトゥルーノットですからね。ダニーとアブラの出会いからトゥルーノットによる子供誘拐事件。トゥルーノットとの対決。そして、最後のラスボスを倒すための舞台があのホテルになります。まあ、ダニーの能力で今まで閉じ込めていた幽霊達によってあっさり倒されてしまうんですけど。その後乗っ取られるダニーが斧持って父親と同じことをアブラにしようとするところも好きなシーンではあります。
個人的にはダニーのその後、ホテルや迷路、父親との関係や力について描かれていたのでその辺については楽しめました。前作ではシャイニング(能力)についてあまり説明がなく、父親が何故ああいう風になってしまったのかも全く分からなかったので少しは補完できたかな。とはいえ完全に分かったとはいえませんが。
トゥルーノットに関しては敵としては少し弱かったかな~とは思いましたね。アブラが強いww

という感じで楽しめたは楽しめましたが、やはり原作を読んだ方が面白そうだと思いました。
前作がどういうこと?っていう疑問が強く残っているので続編見ても完全には分からないですし。前作よりは分かりやすいんですけど…うーん。凄い面白いというわけではなかったです。
それから、時間が結構長いのであの内容だったらもう少し短くできたかもって思ってしまいましたね。

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ストーリー
その歪みこそが、愛のしるし。
狂気の科学者J・Mは、五人の子供に人体改造を施し、”怪物”と呼んで責め苛む。ある日彼は惨殺体となって発見されたが!?――本格ミステリと恐怖、そして異形への真摯な愛が生みだした三つの物語。


綾辻さんの小説読了。精神病院の患者のお話です。
3つの短編ですが、自分はあまり短編好きじゃないかも。やっぱり長い間その話の中、世界観に浸かりたいというのがあるからかな?
まあ、でもどんでん返しもあって楽しめました。私は前2つのお話が好きですね。特に2番目の409号室の患者のお話。騙されましたね~。あと、ちょっと怖い。
精神病の患者ということなので…ある程度の予想はつきますし、必ずしも真実を話しているわけではないんですよね。だから何が本当で嘘なのか中々分からないものです。とはいえ、3つとも実はこうでした…が似ているのは精神病だから仕方がないのかも。
3番目の話はちょっと難しかったんですが、芋虫のくだりで江戸川乱歩を思い出しました。芋虫は気持ち悪くて印象に残っていますね。乱歩だとまあ、人間椅子の話が結構好きです。あれはゾッとしました。…と話がちょっとそれましたが綾辻さんの作品はどれも読みやすいですね。
ただ、この作品はどのお話しも後味は良くはないですし、もやっとします。歪みや狂気も感じます。自分は物足りなかったですが、ゾッとしたい人にはオススメかもしれません。


※ネタバレあり(結末)








313号室の患者 
主人公は毎日母親の見舞いをしているが実は主人公は親を殺している。
そのことは忘れていて、見舞いの最中に全てを思い出す。しかし、殺してしまったことを忘れて同じことを毎日繰り返す。


409号室の患者
ある夫婦が事故に遭って顔にやけどを負った妻だけが生き残る。
実は妻ではなく生き残ったのは夫の方だった。妻を死なせてしまった自責の念にかられて夫である俊という存在を消して、妻に代わって生き続けようとした。


564号室の患者
ある小説家と探偵の話。精神病院の患者が書いた原稿を読んでいく内に出てくる怪物は自分のことを指していることが分かる。実は主人公はその564号室の患者。探偵は本当に実在しているのか不明。

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久々に普通のブログです!
まあ、ツイッターとかに鰻の画像載せてたりするんですけど。
なんだかんだで毎年?(覚えてないw)成田山に鰻を食べにいっていますが、今回は駿河屋さん二回目です!
前回食べて美味しかったので今度は大井川共水うなぎを食べたかったのでこれを頼みました!!
お値段は普通のうなぎより高いですけど…まずでかいっ!入りきれないのかうなぎの端がくるっとなっていますw
もちろん味は美味しかったです!といってもそれほど普通のうなぎと変わりがないように感じましたが、ふっくら感や甘味などがあって普通のうなぎとは少し違うと感じました。
ご飯も1.5人前ぐらいあってお腹いっぱいになりましたw久しぶりのうなぎでもあったので超満足でした!今度は川豊に行きたい!


大井川共水うなぎ↓



普通のうなぎ↓



駿河屋さんのすぐ隣だったので新勝寺に行ってきました。良い写真が撮れました。おみくじを引いたら大吉でした。
何故か大吉の確立が多いですw



帰りに日本酒を購入。期間限定。飲みやすいです。すっきりしてて甘味もあって美味しいです!
成田山で買う日本酒美味しいんですよね~。夏限定のもオススメです♪
また、来年の夏に食べに行けたらいいなあ。

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ストーリー
クリント・イーストウッドがアトランタ爆破事件の真実に迫る、実話サスペンス
その日、全国民が敵になった
1996年、アトランタ爆破テロ事件の実話。警備員の男、リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)が爆弾の入ったバッグを発見したことで、多くの人々の命が救われた。だがFBIは、爆弾の第一発見者だということを理由に彼を容疑者として逮捕。
彼は、一夜にして国民のヒーローとなり、そして一夜にして全国民が敵になった。リチャードの味方になったのは、世界一無謀な弁護士、ワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)。ワトソンが捜査に異議を唱える中、女性記者のキャシー・スクラッグス(オリヴィア・ワイルド)の記事をきっかけに容疑の報道は熱を帯びていく。「事実」とされた報道の「真実」はどこにあるのか。

監督 クリント・イーストウッド

※ネタバレあり!








リチャード・ジュエル鑑賞。リチャードの容疑をどう晴らしていくのかが気になる映画でした!
リチャードとワトソン達とマスコミ、FBIの対立が見どころだったかなと思います。
実話に基づく話で、アトランタオリンピックの爆破事件でリチャードは爆弾を発見し客を避難させ被害を抑えた英雄とされますが、それがなんと事件の容疑者扱いをされてしまいます。もちろん冤罪です。
FBIは確実な証拠もなく、太っていて、過去にちょっとした犯罪歴もあり、変わり者だからというだけでリチャードを事件の犯人だと疑うのです。酷い話だ。
そこでリチャードは弁護士のワトソンと組み冤罪を晴らそうとするわけです。盛り上がりはないものの、逆にこの作品では淡々としている方が良い味を出しているのかなと思います。
クリント・イーストウッド監督の作品は人間ドラマがしっかりしていてリチャード・ジュエルの人間関係は丁寧に描かれていました。

リチャードは疑われているのにFBIに積極的に協力したりと、何で協力してんの?と観てる方はイライラしちゃいます。
でも、それはリチャードが法執行官に憧れ、尊敬し信じて疑わないものだったからこそだと思います。
ですが、最後は冷静になって
「証拠はありますか?こんな状況で僕を逮捕したら、将来爆弾を発見した人は第一容疑者になりたくないから通報せずに逃げるでしょう」とFBIを黙らせます。よく言ったリチャード。
今まで怒らず疑われても協力していたリチャードが初めて反撃した瞬間でした。
その後、リチャードの疑いは晴れ、数年後警察になったリチャードに弁護士のワトソンから真犯人が見つかったという報告を受けて終わります。
リチャードは心臓病で40代で亡くなったそうです。

冤罪って怖いです。メディアの力は凄まじいと思います。
例えばリチャードみたいに無罪の人がテレビで名前や顔を公表されたら誹謗中傷の嵐や家の特定、脅しなどは現実でもありますしね。今はSNSもあるから一気に拡散しちゃいますし、生活は一変するでしょう。怖いものです。
マスコミが情報を伝えることは良いことの方が多いかもしれないですが、過剰に不安を煽ったり、扇動したりなどできてしまいますから権力を持つ側は気をつけないといけないはずなんですけどね。
権力の恐ろしさ、冤罪の怖さ、そしてしっかりとした人間ドラマが見られた作品でした!

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全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになる。そして、兄に続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れるが...この相反する2つの家族の出会いは、誰も観たことのない想像を超える悲喜劇へと猛烈に加速していく――。
監督 ポン・ジュノ

※ネタバレあり!











やっとTSUTAYAで借りて観ました!
同じ監督が作った映画スノーピアサーも格差社会を描いていましたが、パラサイトも格差社会を描いた作品でした。スノーピアサーは横でしたがこれは縦の格差社会でしたね。いや、お見事。面白かったです!
途中までは正直ブラックコメディという感じでしたが後半から一気にシリアス展開に…。ホラー要素も入ってるし、もう後半はサスペンスでした。

誰が誰だか分かりにくいのでちょっとメモ。

キム一家
父  ギテク(運転手)
母  チュンスク(家政婦)
息子 ギウ(英語教師)
娘  ギジョン(美術教師)

半地下 パク一家
夫  ドンイク
妻  ヨンギョ
娘  ダヘ
息子 ダソン

地下 
妻 ムングァン(パク一家の元家政婦)
夫 グンゼ

まず、最初にパク一家に取り入っていく様子とか。元々いた運転手とか家政婦とか追い出して全員パク一家に雇ってもらうんですよね、これ。寄生ってそういうことかいw
まあ、途中まで最後はこの家族バレるんだろうな~と思っていましたが…。まさかの展開。

パク一家がバーベキューで家を空けている間にキム一家が好き放題やっているシーンからガラッと雰囲気が変わります。

この時に前の家政婦ムングァンがやってきて、豪邸に地下室があること、そしてムングァンの夫グンゼが何年も前から住んでいたという事実が判明!!(=゚ω゚)ノこれにはびっくりです。

ダソンが誕生日ケーキをこっそり食べようとした時に見た幽霊というのはこの家の地下室に住んでいたグンゼのこと(現れ方がヌッという感じでちょいとホラー)こんなの夜中に突然現れたの見たら確かにトラウマものw
ちなみにリビングに飾ってあるダソンの絵はグンゼを描いています。
そして、階段の灯りをつけていたのはグンゼ。人が階段を上る音を聞いて手動(頭で押してた)お前かよwwしかも、ドンイク大好き。リスペクト!するぐらい。

で、結局ムングァンにキム一家のことがバレてしまいます。ここからどんどんマズイことになっていきます。
ムングァンが奥様に報告する!となってもみ合いになり、その途中で大雨でパク一家がキャンプを中止して帰ってくるという知らせが入ります。何とかムングァンとグンゼを地下室に閉じ込めておくことができましたが、逃げることは間に合わずギテク、ギウ、ギジョンはリビングのテーブルの下に隠れます。そこでの夫婦の会話でギテクの臭いについてドンイクが指摘します。
ギテクの臭いは切り干し大根の臭いだとか地下鉄の臭いだとか。ギテクの言動やふるまいは度をこしてなくて良いが、あの臭いは度を超す臭いだとも言ってました。ギテク達家族には半地下の臭いが染みついてるんでしょう。そのことをテーブルの下で聞いているギテクはどんな気持ちだったのでしょうか…。

その後、洪水災害でキム一家の家は水浸しになり、避難所で寝泊まり。
その翌日にダソンの誕生日パーティにキム一家が呼ばれます。客として呼ばれたわけではなく仕事で呼ばれます。ヨギョンの買い出しにギテクは付き合いますが、ヨギョンもギテクの臭いに気付き窓を開けます。当然ギテクもその様子に気付きます。
このあたりからギテクの様子がおかしいです。ずっとムッとしていて笑いません。
誕生日パーティーが始まって、ギウは冒頭でミニョクからもらった石を持って(何故持っていった?)地下室の様子を見にいきますが、グンゼに襲われて大怪我を負います。
実はあのもみ合いの時にムングァンは重症をおって死んでしまっていたのです。
妻が死んで逆上したグンゼはキッチンの包丁を掴んで、そのまま誕生日パーティーをしている庭に行き、ギジョンを包丁で刺します。チュンスクが応戦してバーベキューの串でグンゼを刺して転倒。ダソンは白目をむいて気絶します。病院に行くためにドンイクはギテクに早く車のキーを!と叫びますが、鍵はグンゼのところに落ちました。その鍵を拾おうとグンゼに近づいたドンイクが鼻をつまみます。その瞬間、ギテクがドンイクを刺してしまいます。

…なんだ、この地獄絵図ぅぅぅぅΣ(゚Д゚)死人でてますやん!

ギテクは逃亡。ギジョン、ドンイク、グンゼは死亡です。
ギウとチュンスクは監視されつつも普段通りの生活に戻り、ギテクは蒸発してしまいます。
しかし、ギウはたびたびあの豪邸を山の上から眺めていました。ある日、灯りの付き方がモールス信号になっていると気づき、それはギテクがやっていることだと知るのです。ギウもギテク宛に手紙を書きます。ギウが豪邸を買い取る映像が流れますが、妄想です。
お金を貯めていつか豪邸を買って助けるという決意をして映画は終わります。

という感じで終わるんですが、面白かったです。
色々なところに伏線をちりばめてあり、格差問題を上手く描いていて、完成度が高いと感じました。
最後のギテクの行動は驚きでしたけど、溜まりに溜まったものが爆発した感じだったように思います。ギテクが凄く臭いを気にしていましたし。後半は様子がおかしかったし。
考察サイトも見てみましたが、無意識のうちに行っていたドンイクの差別行動(臭いについて言っていた)
ドンイクがグンゼの側にあった車のキーを取ろうとした瞬間グンゼの臭いに鼻をつまみます。ギテクもその差別行為を薄々感じていた為、自分達も同じように差別され拒絶されていると感じてブ千切れ刺したという感じみたいです。

裕福層と貧困層の身分さを臭いで表現してるのは上手いと思いました。
ところどころに格差の表現が表されているんですよね。パク一家の家は坂の上に建っていて、キム一家はは半地下、つまり下にいる。洪水も上から下に流れて苦労するのは下ばかり。
上から下の無関心さも映画の中で表されているのかなと思います。ギテク達は洪水で大変なのにパク一家は息子の誕生日パーティーのことしか頭にない。洪水なんて関係ありません。
この一家の対比が金持ちと底辺の差を描いています。あともう一家族。半地下のさらに下の底辺、地下があるというのも格差社会の縮図なのかなと思います。

しかし、この作品は格差社会を描いているとはいえ、エンタメなのです!
格差社会を描いてるとはいえ、貧困の悲壮さとかはあまりなく、重くなりすぎず、ちょうど良いバランスで成り立たせているので面白いのです。というか、完全にエンタメにふりきっている。
前半は正直コメディタッチですし、展開も早く次から次へ何かがあって進んでいくので飽きずに観られます。最初から観ていて楽しい。この一家の事がばれないかどうかのハラハラ感もありますね。ご都合主義もあるけれど気にならない。中盤から一気にサスペンスでハラハラ感も増して先の読めない展開になっています。そして、最後はあの結末。
普通にしていたらあの豪邸を買うのに540年ぐらいかかるよっていうから驚きです。父親に会えませんね。だからこそ、大金を貯める行動を起こさないといけないわけです。
正直絶望しかないじゃんって思いましたけど…韓国は一攫千金が狙えるそうなのでまだ希望は残されているのでしょうか…(^-^;

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